2月。
認可保育園に入園したい親にとっては今後の家族の命運を左右する入園可否通知のやってくる時期ですね。
認可かどうかに関わらず何らかの形で保育園に入園できることになったら、早めに入園に備えて準備をしておきましょう。洋服などはぎりぎりでも何とかなりますが、環境面はすぐに調整できないことも多いです。
不本意ながら待機となった方も、引越しなどで急に入園が決まることがあります。できる準備はあらかじめ進めておくのが安心ですよ。
- 送迎担当
- 所要時間の確認
- 通勤手段の確認(駐輪場など)
- 保育時間と延長可否
送迎担当
こちらは必須中の必須ですね。
あらかじめ想定したうえで入園申し込みをしている方が多いと思いますが、入園することを最優先にしていた場合、希望順位のかなり低い園に決まってしまったということもあるのではないでしょうか?その場合、本当に想定していた担当者が毎日送迎できるのかをしっかり確認しておきましょう。
保育園は毎日通い続ける場所です。特にお子さんが小さいうちは、機嫌ひとつで準備の時間が大幅に増えるもの。
大人も気力・体力がいつも万全とは限りません。あまり余裕のないスケジュールにならないよう心がけましょう。
予定はあくまで予定。基本的には、現実の生活サイクルが始まると余裕なんてないものです…
所要時間の確認
利用施設までの自宅からの所要時間はいろいろな移動手段について把握しておきましょう。
普段は自転車でも、天候によっては車になったり歩きになったりしますよね。レインカバーをつけて対応する場合でも、たまにしか使わないアイテムを使うとその分時間はかかります。
レインカバーは閉塞感があっていやがるお子さんも多いようですので、利用予定なら試しておいたほうがいいでしょう。
また、自分の荷物や服が濡れないかも大事なポイントです。
案外子ども優先で、自分はびちょびちょ…なんてことも。その後電車に乗る場合、人目も気になりますし、風邪をひいたら元も子もありません。
レインコートなどを着る場合は、脱いだ後どうするかも考えておかないとなりません。
歩きなら、大人の足では徒歩10分でも、子どもが一緒だと全く違ってきます。
普段持たない傘や長靴にテンションが上がってしまったり、逆にいやがって家を出るのにてこずったり…雨用アイテムには、あらかじめなじむ機会を作っておきましょう。
大人も視界が悪くなりますので、人通りの多い道を歩く場合、お子さんは傘をささない方がいいかもしれません。
車の場合、朝の通勤時間帯に予定のルートを通ったことはありますか?スクールゾーンで通れなくなっている場所はないですか?雨でなくてもいいので、朝の状況を知っておくと役に立ちます。
また、保育園に駐車場はありますか?自分が送迎する場合、その駐車場に停められますか?
雨の日は他の保護者もあわただしいので、駐車に時間がかかると周囲からのプレッシャーを感じることもあります。
技術を磨くかメンタルを鍛えるか…可能性のある方向で努力しましょう。
送迎手段と利用状況の確認(駐輪場・タクシーなど)
私は自転車で保育園に送迎し、通勤は電車を利用することが多かったので、自転車は駅周辺に置くことが多かったです。
その場合、自転車の置き場所を確保するのが大事です。
今は駅周辺に時間貸しの駐輪場も増えていますが、毎日確実に利用できるかは確認しておきましょう。いざ行ってみたら満車で停められない!ということも考えられます。
特に電車のダイヤ乱れなどが発生すると、別の駅の利用者が流れてきてしまうこともあります。
自分の利用駅の状況を考慮し、可能であれば月極の駐輪場を契約するのがおすすめです。駐輪場所が固定されるのは意外にメリット大きいですよ。(駅まで走ればどのくらいか体感で把握できる、迎えの時間がぎりぎりでも自転車を探したり料金を払う時間が不要、小銭を気にしなくて良いなど…)
月極の場合、駅前の好立地は定期利用が人気でなかなか新規に申し込めない場合もあります。時間があるうちにこまめにリサーチしましょう。
悪天候時にはタクシー利用を想定している場合、配車をお願いできる会社は複数調べておきましょう。
保育園がわかりにくい場所にあったり、新設園の場合には、運転手さんに道順や目標物を伝えられるようにしておくと安心です。カーナビでは対応しきれない可能性は高いです。
保育時間と延長可否
必ず確認しておきたいのはこちら。認可園でも、公立と私立では違いがあります。
また、ご自分の保育認定が何号かによって、利用可能時間が変わりますのでご注意を。(保育認定に関わる公的機関のホームページなどを探したのですが、自治体レベルでしか見つけられませんでした)
時間外保育はお子さんの年齢によって制限がある場合があるかもしれませんので、特に0歳児で入園される方は確認しておくとよいでしょう。(0歳児は延長不可という場合もあります)
延長保育に関しては、スポット利用の可否・申し込み手段は把握しておきましょう。
急な残業だけでなく、帰宅時の電車ダイヤ乱れで足止めされることもあります。スポット利用が不可の場合、交通手段がなく迎えが間に合わないときの対応を考えておく必要があります。
ママ友などからの情報収集が難しい場合は、園側に「これまで電車が止まって帰れないときにはどうされている方がいましたか?」などと聞いてみてもいいかもしれません。保育園側とのコミュニケーションも取れますし、この時点で不満に思う応対があれば、預け先として問題がないか今後も注意しておいたほうがよいかもしれませんから。
スポットで延長利用が不可、近くに迎えを頼める人がいない場合、ファミリーサポートなどの利用を検討しましょう。事前に登録や面談が必要となることがありますので、仕事復帰前に済ませておくと安心です。
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