どんな住宅も10年が過ぎるとさまざまな不具合が出てきます。
我が家のトイレも、タンクからの水漏れが発生!
しかし甘く見ていたので、水道代が大変なことに…
無視してはいけないトイレの水漏れ状況と、自宅で対応した手順をまとめました。
異変に気付いたら早めに対処してくださいね!
水道検針で指摘された水漏れ
ある日ポストに見慣れない紙が入っていました。
見ると、水道検針時の指摘事項として、メーターの確認を促すものでした。
漏水してるってこと?
心当たりはありました。
それはトイレ。
タンクから便器にチョロチョロ水が流れていて、止まらないな~というのが数ヶ月続いていました。
※トイレの画像が表示されます
それがよりひどくなったのがここ2週間ほどだったのです。
ただ、一度おさまったことがあり、トイレの上から出る水はちゃんと止まるので、ほったらかしでした。
タンクからの水漏れでも水道料金が発生する
我が家のトイレは、上に手洗い用の水が出てくるタイプ。
「手洗い金具」と呼ばれる部分です。
水を流すと手洗い金具から水が出て、タンクに水がたまると止まります。
私は手洗い金具からだけタンクに給水されると思い込んでいたのですが、実は給水を調整しているのは別の所。
タンク内の水量が減ると自動的に給水されていたのです。
その事実を知り、慌てて用紙に書かれていた水道局に電話をしました。
トイレの水漏れは水道料金減額にならない
ポストにあった紙の話をすると、やはり漏水を疑ってのお知らせだそう。
トイレの状況を説明すると「あー、それでしょうね」と即答でした…
「漏水だと減額できる場合もあるんですが、トイレは適用外なんですよね…そのままの料金でご請求するしかないんです」
この時点で、慌てていたので料金を見ていなかった私。
ここまで言われるなんて、一体いくらになっているんだろう…
いやな予感しかしません。
結局、修理の状況を見るまで一旦保留となりました。(完全に悪あがきです…)
タンクからの水漏れはパッキンの劣化
我が家のトイレはチョロチョロと水が流れ続ける形でした。
症状を検索すると、どうやらタンクと便器の間で蓋の役目をする部分に不具合がありそうです。
業者を呼ぼうと考えていましたが、部品交換でなんとかなりそうな様子。
結局ホームセンターでめぼしいパーツを購入することにしました。
古いトイレは型番で検索できない
適合パーツを調べようと型番を入れて検索しましたが、設置から10年以上が過ぎているため生産終了となっているトイレ。
なかなかぴったりのものが見つかりません。
ホームセンターに行けるのが閉店間際だったこともあり、栓の役目はフロートバルブだろうと推理して汎用品を買いました。
結局後日夫に交換を依頼したところ、購入品とはタンク内の部品形状が違うということで返品しました…
参考までに、我が家のトイレはTOTOで、製品型番は【SS351BABF】。
製品型番はタンク正面にシールで貼ってあります。
内部を見た夫がAmazonで調べ、【HH11027】のパッキンを購入しました。
パッキン交換後4日ほどたちますが、問題なく水漏れもおさまっています!
トイレの水漏れ、すぐ修理できない時の応急処置
修理自体は部品交換で済みそうですが、漏水と知った以上水をなんとかしないとなりません。
私の頭の中は水道料金でいっぱいでした(笑)。
しかし部品が買えなかったり、日頃帰りの遅い夫が交換する時間がなかったり…
水道局への電話から実際のトイレ水漏れ修理まで、4日ほどかかりました。
その間ずっとダダ漏れでいるわけにはいかなかったので、応急処置として毎回止水栓を閉めることに。
トイレに入った時に栓を開け、流し終わったら栓を閉める。
修理が済むまでそんな運用にしました。
タンク上から水は入れてはいけない
初めは栓を常に閉めたまま、ペットボトルやバケツを用意して水を便器内にそそぐ方式にチャレンジ。
しかし勢いと水量が必要なうえ、中一の娘も一人で流すのは難しいようでした。
次に思いついたのが、ペットボトルでタンク上から水を注ぐ方式。
しかし、タンク内に上から勢いよく大量の水を入れるのは却って不具合を起こすことがあるとのことで、やめました。
最終的に行き着いたのが、止水栓を都度開け閉めすることだったのです。
トイレの止水栓の閉め方
止水栓は、トイレ内のタンクにつながるパイプについています。
マイナスドライバーでねじを開け閉めするように調節ができますよ。
ちなみに10円玉では固くて動かせないので、マイナスドライバーを使ってくださいね。
10年以上が経過したパッキンはこうなる!
ゴム製のパッキンですが、こうなっていました…
耐水性のあるパッキンでも、10年以上水に浸かり続けるとこのように劣化するんですね…
パッキン不具合時の緊急裏技
不具合がパッキンであると判明し、どうしてもすぐになんとかしたい場合もありますよね。
裏技として、パッキンを裏返すというものがあります!
ただし、漏水が起きるレベルだとパッキン自体が劣化していることがほとんど。
修理までの数日をしのぐ緊急処置にはなるかと思いますが、必ず早めにパッキン交換してくださいね!
驚きの水道料金、その金額は普段の3倍
結局、水道料金がどうなったかが気になるかと思います。
実際には漏水は小規模ながら数ヶ月続いていたので、どこまでが生活に伴う変化で、どこからが漏水由来かはあいまいです。
それでも、半年ほど前までは4人家族で2ヵ月ごとに7千円前後。
その後1万円前後になり、今回の請求は2万2千円でした…
トイレタンクからのチョロチョロ漏水が1万円台になった原因かもしれないので、次回どこまで下がるか楽しみです!
検針時にはまだ漏水していたので、修理の効果が明らかになるのは次々回の検針でしょう。
また結果が判明したら、漏水による水道代を検証したいと思います。
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