Twitterで「中1の壁」について呟いたところ、4ヵ月ほどの間にインプレッションが9000近くになりました。
時間をおいてたびたびリツイートもしていただくので、その世代にとっては頷ける内容なのだと感じています。
実際に「壁」に直面した時、学校とはどのような関わりができるのかをまとめました。
押さえるべきは担任以外の存在
小学校と中学校で大きく変わるのは、担任との関わりです。
ほぼ一日授業などで関わる小学校に対し、中学校では朝と帰り程度。
担任の先生が受け持つ授業が主要教科であればある程度様子もわかると思いますが、副教科だと授業数も限られます。
担任との相性がダイレクトに影響しないというメリットもありますが、
全体的な様子を把握する人がいないことが中学校での問題を難しくしていると感じます。
娘の場合、学年主任の先生が頼りになるとの情報を得る機会があったので、どうしてもの場合は連絡しようと思っています。
きょうだいがいるママ友など、ある程度のネットワークを持っておくことをお勧めします。
そういったネットワークがない場合、学校相談の手紙が配布されるタイミングを待つのもいいでしょう。
連絡帳がなくなり連絡手段が限られる
一番悩むのが、担任との連絡手段。
連絡帳がないため、子どもに手紙を持たせるか、電話をするしかありません。
わざわざ電話して聞くほどのことでもないけど、ちょっとだけ学校の様子を知りたい…というときの最善策は模索中です。
個人面談などのタイミングしかないかもしれませんね。
個人面談には内容をまとめて臨む
中学では三者面談など、個人面談が学期ごと・もしくは年に2回程度設定されています。
時間は15分程度がほとんどなので、どうしても聞きたいことは事前にまとめておきましょう。
言葉で説明するのが苦手な方は、メモや手紙などを準備しておきましょうね。
とっさに話すのは案外難しくて、肝心なことを聞き忘れたりもしますので…
学校アンケートの活用も検討
最近は、学校評価アンケートなど、学校の取り組みを保護者が評価するシステムが導入されています。
こちらのコメントを全教員で共有する学校もあるようですね。
そのような場合は、担任以外にも要望を伝えるチャンスですので、思い切って記入してみてはいかがでしょうか。
個人間のトラブルには難しい面もありますが、担任個人ではなく学校に対しての要望などは、
全体に向けて伝えることができるのでいいきっかけになると思います。
ささいな機会を逃さない姿勢が大切
中学校との関わりは、小学校では見逃してしまうような機会を逃さないことが大切です。
保護者の不安を真摯に受け止めてくれるのが本来の学校教育です。
(残念ながら内容によっては隠ぺいする学校もニュースで見かけますが…)
保護者側も、抱え込まずに伝える姿勢でいきましょうね。
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